出場停止中の24歳が現役引退

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ミカエル・イメル
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男子テニスで世界ランク80位のM・イメル(スウェーデン)が25日にX(旧ツイッター)を更新し、現役引退を表明。今年7月、昨年1月に疑いをかけられたアンチ・ドーピング規則違反で逆転有罪処分を受け18ヵ月の出場停止処分を受けていたが、そのまま現役を退くこととなった。

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24歳のイメルは今季ATPツアーで3度ベスト8に進出。先月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではベスト32を記録するなど安定した成績を残していた。

イメルは2022年1月に12ヵ月間で3回のドーピング検査を欠席した疑いをかけられ告発されたものの昨年6月に無罪判決を受けていた。

しかし、7月に逆転有罪処分を受けており「すでに一度潔白が証明され、3回の検査違反が行われてはいないという事実を心から信じているにもかかわらず、再び私を裁き有罪にするという決定は不当だと思う。その上、18ヵ月の出場停止処分が妥当だと判断したことも理解しがたい」と明かしていた。

「私たちのスポーツの完全性を守るために、このようなルールが設けられていることは理解している。しかし、私はこれらの規則を破ったとは思っていないし、神に誓って私の良心は明確である」

そして、今回、SNSを更新したイメルは「皆さん、僕はプロテニスから引退することを決めた。素晴らしい思い出をありがとう。本当に楽しかった。僕の仲間たちが、これからの試合で活躍することを祈っている」と投稿した。

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(2023年8月26日11時26分)
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