暴言を謝罪「その場の勢いで」

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試合中に暴言を吐いたフチョビッチ(マドリッドOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク80位のM・フチョビッチ(ハンガリー)は24日にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新。23日に行われたリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)の1回戦で暴言を吐いたことを謝罪した。

>>【動画】フチョビッチ「お前は何歳だ?12歳か?」 試合中に暴言吐く<<

31歳のフチョビッチは1回戦、第6シードで22歳のS・バエス(アルゼンチン)と対戦。第1セットを先取されると第2セット、第5ゲームでブレークを許したところでバエスの試合中の態度に苛立ちを見せ「お前は何歳だ?12歳か?」と吐き捨てた。

バエスが「22歳だよ」と答えた後も苛立ちが隠せないフチョビッチはベンチで暴言を吐き続け「こっちがミスすると全てのポイントでバモスと言ってくる」と主張。その後、主審から注意を受けるも納得いかない様子でプレーに戻った。

試合はその後フチョビッチが粘りを見せタイブレークに突入したが、タイブレークの末にバエスが勝利。両者は握手を交わしたが、ネット越しにフチョビッチは最後までバエスに不満を漏らしていた。スコアはバエスから6-4, 7-6 (7-5)。

試合後にインスタグラムを更新したフチョビッチは「皆さん、こんにちは。今日の試合での振る舞いを謝りたいと思う。その場の勢いで、使ってはいけない言葉を言ってしまった。皆さんの多くがご存知のように僕は試合の勝敗に関わらず、常にフェアプレーをしてきた。僕は古い世代かもしれないが、僕たち(選手)は互いを尊重し、テニスで互いを打ち負かすものなんだ」とつづった。

なお、バエスは既に2回戦を戦っており、世界ランク63位のP・カチーン(アルゼンチン)に3-6, 7-5, 6-2の逆転勝ち。準々決勝では第2シードのC・ノリー(イギリス)と顔を合わせることが決まっている。

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(2023年5月25日11時31分)
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