フォキナ初8強、次戦はメド

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8強のアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ
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男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス4回戦が行われ、第23シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が予選勝者で世界ランク97位のC・ガリン(チリ)を6-3, 6-4のストレートで破り、同大会で自身初のベスト8進出を決めた。

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現在23歳、世界ランク28位のダビドビッチ フォキナはBNPパリバ・オープンに3年連続3度目の出場で、いずれも2回戦で敗退している。

今年はシードのため2回戦から登場し、初戦で世界ランク67位のウー・イービン(中国)を6-4, 6-1、3回戦で第13シードのK・ハチャノフを6-3, 1-6, 6-4のフルセットで退けて16強入りを決めた。

一方、予選を勝ち抜いて本戦出場を決めた元世界ランク17位のガリンは1回戦で同89位のD・ガラン(コロンビア)、2回戦で第29シードの西岡良仁、3回戦で第3シードのC・ルード(ノルウェー)を破って4回戦に進出した。

ダビドビッチ フォキナとガリンは今回が3度目の対戦でこれまで1勝1敗。過去2戦はいずれもフルセットにもつれていた。

この試合、ダビドビッチ フォキナはガリンに2度ブレークを許すも、自身は4度ブレークに成功して1時間24分で勝利。2021年、2022年のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に続く、キャリア3度目のATPマスターズ1000準々決勝進出を決めた。

勝利したダビドビッチ フォキナのコメントが大会公式サイトに掲載され、「ここは3回目だけど、このコートではいつも苦労している」と語った。

「今こそ一歩を踏み出す瞬間であり、もっともっと突き進むために進み続ける。この瞬間のために一生懸命練習してきたから楽しんでいるよ」

また次週発表の世界ランキングでキャリアハイ更新が決まっていることについては、「特定のランキングを追い求めるのではなく、自分のベストなレベル、より高いレベルに到達したい」とコメント。

「今年はトップ10の選手と対戦して、たとえ負けても(以前より)エネルギーがあり正しいプレーができている。そのエネルギーをよりコンスタントに発揮することが、僕にとって重要なんだ」

ダビドビッチ フォキナは準々決勝で、第5シードのD・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは4回戦で第12シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦し、右足首を捻り転倒するアクシデントに見舞われるも6-7(5-7), 7-6(7-5), 7-5の逆転勝利で同大会で自身初のベスト8進出を決めた。

同日に行われた男子シングルス4回戦では、第4シードのT・フリッツ(アメリカ)、第10シードのC・ノリー(イギリス)、第14シードのF・ティアフォー(アメリカ)がいずれもストレート勝ちで準々決勝に駒を進めている。




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(2023年3月15日11時13分)
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