男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク46位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が同29位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-4, 6-7(2-7), 6-3のフルセットで破り、ツアー初の決勝進出を決めた。
>>チチパスvsダビドビッチ フォキナ 1ポイント速報<<>>モンテカルロ組み合わせ・結果<<両者は2度目の顔合わせ。直近の対戦は昨年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)1回戦で、ダビドビッチ フォキナが6-4, 7-6 (7-2)のストレートで勝利していた。
ダビドビッチ フォキナは第1セット、序盤で3ゲーム連取に成功し、このリードを守って42分で先取する。続く第2セットでは、お互いに2度ずつブレークを奪い、タイブレークに突入。2度のミニブレークを許し、1時間5分で1セットオールとされる。
迎えたファイナルセット、ファーストサービスが入った時に78パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは第4・第6ゲームでブレークに成功し、2時間44分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでダビドビッチ フォキナのコメントを紹介している。
「決勝に進出できてとてもうれしい。夢のようだ。子供の頃、この日を夢見ていたんだ。だから、とても幸せ。第2セットは、チャンスはあったけど、あまり良いプレーができなかった」
「第2セットの序盤、彼の調子が良かった。0-2の時ブレークチャンスがあったけど、このキープが僕に力を与えてくれた。決勝戦では楽しんで、ベストを尽くしたいと思ってる」
ダビドビッチ フォキナは初タイトルをかけて、17日に行われる決勝戦で第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。
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