男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク46位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が同29位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-4, 6-7(2-7), 6-3で下し、ツアー初の決勝進出を決めた。
>>ズベレフvsチチパス 1ポイント速報<<>>モンテカルロ組み合わせ・結果<<ディミトロフとダビドビッチ フォキナは今回が2度目の顔合わせで、昨年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)1回戦では、ダビドビッチ フォキナが6-4, 7-6 (7-2)のストレートで勝利していた。
ディミトロフは準決勝で第11シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を6-4, 3-6, 7-6(7-2)のフルセットで破っての勝ち上がり。一方のダビドビッチ フォキナは、2回戦で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を破って勢いに乗ると、準決勝では第10シードの
T・フリッツ(アメリカ)に2-6, 6-4, 6-3の逆転勝ちをおさめて4強入りを果たした。
第1セット、序盤で試合の流れは動く。第3ゲームでダビドビッチ フォキナがブレークに成功すると、このリードを守って42分で先取する。
第2セット、ディミトロフが第2ゲームでダビドビッチ フォキナのサービスゲームを破って反撃の狼煙をあげるも、ダビドビッチ フォキナが第3、第5ゲームを連続でブレークに成功。第10ゲームでダビドビッチ フォキナがサービングフォーザマッチを迎え、勝敗は決するかと思われたが、ディミトロフが土壇場でブレークバックに成功する。
タイブレークに入ると、ディミトロフがスコア1-2から6ポイントを連取し、1セットオールに戻す。
ファイナルセット、ディミトロフがファーストゲームでブレークして先行するも、ダビドビッチ フォキナが第4、第6ゲームでブレークを奪って流れを再び掴み、勝利を手にした。
ダビドビッチ フォキナは初タイトルをかけて、17日に行われる決勝戦で第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)の勝者と対戦する。
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