サッカリ 逆転勝ちで16強

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マリア・サッカリ
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女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は12日、シングルス3回戦が行われ、第7シードのM・サッカリ(ギリシャ)が第27シードのA・カリーニナ(ウクライナ)を3-6, 6-2, 6-4の逆転で破り、2年連続のベスト16進出を決めた。

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27歳のサッカリは2月のアッパー・オーストリア・レディース・リンツ(オーストリア/リンツ、室内ハード、WTA250)とカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA500)ではベスト4進出を果たしたものの、翌週のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、WTA1000)では2回戦敗退となった。

今大会、シード勢は1回戦免除のため、初戦となった2回戦で世界ランク41位のS・ロジャース(アメリカ)を2-6, 6-4, 6-0の逆転で下し、3回戦に進出。

サッカリは第1セット、序盤で3ゲーム連取を許し、第5ゲーム終了時点で1-4とリードされる。その後の第8ゲームで4度セットポイントを凌ぐも、ブレークを返せず先行される。

続く第2セット、1度のブレークを許したものの、第4ゲームから5ゲーム連取に成功し、1セットオールに追いつく。迎えたファイナルセット、両者は1度ずつのブレークを奪い合うと、サッカリは2度目のブレークに成功し、2時間30分で勝利した。

女子テニス協会のWTAは公式サイトでサッカリのコメントを紹介している。

「カリーニナとロジャースは明らかに私が過去に苦戦した選手。2人ともとても良い選手。今日はベースラインからのアンフォーストエラーが多すぎたけど、大事なのは勝つ方法を見つけて戦うことだけ。勝つための方法を見つけること、それだけが重要。ひどい勝ち方でも、最後に勝てばいいの」

サッカリは4回戦で第17シードのKa・プリスコバ(チェコ)と対戦する。プリスコバは3回戦で第11シードのV・クデルメトバを6-1, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には、第2シードのA・サバレンカ、第3シードのJ・ペグラ(アメリカ)、第6シードのC・ガウフ(アメリカ)、第15シードのP・クヴィトバ(チェコ)、第16シードのB・クレチコバ(チェコ)らが16強へ駒を進めた。




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(2023年3月13日20時01分)
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