男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は12日、シングルス3回戦が行われ、予選から出場した世界ランク103位の
ダニエル太郎は第10シードの
C・ノリー(イギリス)に7-6 (7-5), 5-7, 2-6の逆転で敗れ、ベスト16進出とはならなかった。
>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<ダニエルが同大会に出場するのは3年連続7度目で、これまでの最高成績は2018年の3回戦進出。今回は予選から出場し、2試合を勝ち抜いて本戦出場を決めた。本戦1回戦では世界ランク79位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)を6-1, 7-5のストレートで破り、2回戦進出を果たすと、第20シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)を7-6 (7-5), 0-6, 6-3で撃破。3回戦へ駒を進めた。
一方のノリーはシード勢が1回戦免除のため2回戦から登場。予選から出場した世界ランク175位のウー・チュンリン(台湾)をストレートで下しての勝ち上がりとなった。
この試合、序盤から激しいストロークの打ち合いとなる。第1ゲームでダニエルが幸先良くブレークに成功したものの直後の第2ゲームでノリーにブレークを返される。その後は互いにチャンスを作れずタイブレークへ。先にミニブレークを許したダニエルだったが、3-5から4ポイントを連取し先行する。
第2セット、勢いに乗るダニエルは第2ゲームでブレークに成功し中盤へ。しかし、第7ゲームでブレークバックを許すと4ゲームを連取され逆転される。第10ゲームでブレークし追いついたダニエルだったが、ノリーの流れを止めることができず、さらにブレークされセットカウント1-1に追いつかれた。
ファイナルセット、主導権を握られたダニエルは序盤3ゲームを連取される。第4ゲームで1つブレークを返したものの、第7ゲームでとどめとなるブレークを奪われ、2時間41分で力尽きた。
勝利したノリーは4回戦で第6シードの
A・ルブレフと世界ランク77位の
U・アンベール(フランス)のどちらかと対戦する。
同日には予選から出場した世界ランク97位の
C・ガリン(チリ)が第3シードの
C・ルード(ノルウェー)を下し4回戦進出を果たしている。
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