元7位ガスケ破りツアー初白星

ゲッティイメージズ
アーサー・フィス(2021年全仏OPジュニア)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は6日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク163位のA・フィス(フランス)(フランス)が同45位のR・ガスケ(フランス)を7-5, 7-5のストレートで破り、初戦突破を果たすとともにツアー初白星を飾った。

18歳のフィスがツアー大会本戦に出場するのは2022年11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)に続き2度目。今シーズンはチャレンジャー大会に2度出場し、優勝と準優勝を飾る好スタートを切っている。

元世界ランク7位のガスケと顔を合わせたこの日の第1セット、フィスはファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。第3ゲームでブレークを許すも第8ゲームでブレークバックに成功する。そして終盤の第12ゲームで2度目のブレークを奪い、先行する。

続く第2セット、第1ゲームでブレークを許すも第4ゲームでブレークバックに成功。その後、3度のブレークポイントを握られるも全て凌ぐと第12ゲームでブレークに成功し、1時間52分勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにフィスのコメントを掲載し「本当にうれしいよ。僕にとってはタフな試合だったからね。彼はいいプレーをしていたし、僕もいいプレーをしていた。でも、第1セットの終盤は本当にいいプレーができたよ。その後は、コート上で少しリラックスしてプレーできた。この勝利に満足している」と語った。

「この勝利は、僕に大きな自信を与えてくれた。でも、リシャール(ガスケ)に勝ったことは正直なところ、大きな自信以上のものをもたらしてくれた。次の試合でも、同じように頑張りたいと思う」

勝利したフィスは2回戦で第4シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。今大会、上位4シードは1回戦免除のためバウティスタ=アグはこの試合が初戦となる。

同日には世界ランク87位のN・バシラシヴィリ(ジョージア)が2回戦に駒を進めている。




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(2023年2月7日11時22分)
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