男子テニスのASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)は14日、シングルス決勝が行われ、世界ランク67位の
R・ガスケ(フランス)が第2シードの
C・ノリー(イギリス)を4-6, 6-4, 6-4の逆転フルセットで破り、2018年6月のリベマ・オープン(オランダ/ロスマーレン、芝、ATP250)以来 約4年7カ月ぶりのツアー制覇を果たした。試合後には「本当に信じられないね」と明かした。
>>西岡、ダニエル、綿貫ら全豪OP男子 組合せ<<>>シフィオンテクら全豪OP女子 組合せ<<36歳のガスケは決勝戦、2度のブレークを許し第1セットを落とすも第2セットではファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得。ブレークチャンスを1度も与えることなくセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセット、第2ゲームでブレークを許し追い込まれたガスケだったが、第7・第9ゲームとブレークに成功し逆転。第6ゲームから5ゲームを連取し優勝を決めた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにガスケのコメントを掲載し「特にこの年齢になってからは素晴らしいタイトルだよ。また勝てるとは思っていなかったよ。前回優勝したのは2018年で、僕は今年37歳。先週ここに来たとき、優勝すると言われても、僕は信じないだろうね」と語った。
「特に第3セットのビハインドから逆転できたことは、僕にとっては信じられないようなことだよ。サーブでプレッシャーをかけながら、パフォーマンスを発揮できた。特に、世界最高の選手の一人であるキャメロン(ノリー)に勝てて本当にうれしい」
今回の勝利により次週の世界ランキングで2021年4月以来 約1年9カ月ぶりの50位以内が確定。さらにマッチ勝利数を594に伸ばし歴代29位となった。現役選手では歴代4位で1,067勝の
R・ナダル(スペイン)、歴代5位で1,036勝の
N・ジョコビッチ(セルビア)、歴代16位で717勝の
A・マレー(イギリス)に次いで4位の記録となる。
決勝を戦った両者はこの後メルボルンへ移動し、16日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場する。
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