男子テニスのテネリフェ・チャレンジャー(スペイン/テネリフェ、チャレンジャー)は30日、シングルス予選決勝が行われ、予選第10シードの望月慎太郎が世界ランク619位のM・ダマ(スペイン)を7-5, 6-3のストレートで破り、チャレンジャー2大会連続で本戦入りを果たした。
19歳の望月は22日に閉幕したバンコク・オープン3(タイ/ノンタブリー、チャレンジャー)でも予選2試合を勝ち抜き本戦に出場。2回戦で敗れたものの、1回戦で世界ランク232位のP・ジュブ(イギリス)を2-6, 6-4, 7-5の逆転で下し、今季初白星を飾っている。
そして、今大会では予選1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク1275位のM・ジウンタ(イタリア)を6-4, 6-0のストレートで下し予選決勝に進出した。
この日の第1セット、第7ゲームからブレークを奪い合う展開となるも望月が第11ゲームで3度目のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームをラブゲームでキープし、先行する。
続く第2セットでは1ブレークアップでゲームカウント5-3とリード。直後の第9ゲームでは4度目のブレークに成功し、1時間43分で勝利した。
勝利した望月は本戦1回戦で同じく予選を勝ち上がった世界ランク235位のM・ジガンテ(イタリア)と対戦する。両者はこの試合が初の顔合わせとなる。
同日には本戦1回戦が行われており、第1シードのF・パッサーロ(イタリア)、第4シードのF・ミソリッチ(オーストリア)、世界ランク175位のL・ハリス(南アフリカ)、同275位のS・ロドリゲス・タベルナ(アルゼンチン)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する同290位のN・アルバレス・ヴァローナ(スペイン)が初戦突破を決めている。
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