ジョコV 単89個目のタイトル

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レーバーカップでのジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのテルアビブ・ウォーターゲン・オープン(イスラエル/テルアビブ、室内ハード、ATP250)は2日、シングルス決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのM・チリッチ(クロアチア)を6-3,6-4のストレートで破り、シングルスキャリア通算89個目のタイトルを獲得した。

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決勝戦、ジョコビッチはチリッチに13本ものサービスエースを決められたもののセカンドサービス時にはストロークからチャンスを作り2度のブレークに成功。自身はこの日4本のダブルフォルトを犯すなど精細を欠いたが要所ではポイントを守りブレークを与えなかった。1時間34分で今季3勝目をあげている。

また、ジョコビッチは今季5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)と7月のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ですでにトロフィーを掲げており、今シーズンのATPツアーではハード、クレー、芝の3サーフェスでタイトルを手にする最初の選手となった。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されている。

「僕のアプローチは、どこにいてもトーナメントで勝つことなんだ。そして、僕の周りにタイトルを獲るためにベストなコンディションにしてくれる人たちがいてくれることがうれしいよ。とてもいいテニスができたと思う。この1週間、1セットも落とさなかったんだ。3カ月間、大会に出場していなかったから余計にモチベーションが上がったんだ。来週も自信を持って臨めるよ」

35歳のジョコビッチはウインブルドンで優勝して以降、9月のレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)でのみしかプレーしておらず、個人タイトルのかかった一戦は約3カ月ぶりとなった。

今週はアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)に第4シードとして出場し、1回戦でC・ガリン(チリ)と対戦する。

一方、敗れたチリッチは今季初優勝と自身21個目のシングルスタイトル獲得とはならなかった。

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(2022年10月3日7時47分)
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