快進撃止まらず初の決勝へ

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ベアトリズ・バダッド=マイア
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女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)は13日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク24位のB・ハダッド=マイア(ブラジル)が第14シードのKa・プリスコバ(チェコ)を6-4, 7-6 (9-7)のストレートで破り、ブラジル人女性選手として初の「WTA1000」決勝進出を果たした。

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ハダッド=マイアは今大会、1回戦で世界ランク26位のM・トレヴィサン(イタリア)、2回戦で第13シードのL・フェルナンデス(カナダ)、3回戦で第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)、準々決勝で第12シードのB・ベンチッチ(スイス)を下し勝ち上がった。

この試合の第1セット、第1ゲームでブレークに成功したハダッド=マイアは第5ゲームでもブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲームで1度ブレークバックを許すも、その後のサービスをキープして先行する。

続く第2セット、ハダッド=マイアは序盤で3ゲームを連取。しかし、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入する。それでもタイブレークでは3度のミニブレークに成功し、2時間2分で勝利した。

女子テニス協会のWTAは公式サイトにハダッド=マイアのコメントを掲載し「特別な瞬間だ。とてもタフなドローだったし、自分を追い込まなければならなかった。厳しい場面でたくさんプレーしたわ」と語った。

勝利したハダッド=マイアは決勝で第15シードのS・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。ハレプは準決勝で第7シードのJ・ペグラ(アメリカ)を2-6, 6-3, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。

ハレプとの決勝についてハダッド=マイアは「ハレプはチャンピオン。彼女はとても努力する人だわ。とてもタフな戦いになると思うけど私は楽しむつもりよ。アグレッシブにプレーすることを心がけたいと思う。今日はあまり攻撃的になれなかった瞬間に彼女(プリスコバ)が私よりいいプレーをしていたから、とても勉強になった。明日に向けて、それを改善したい」と述べた。




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(2022年8月14日11時47分)
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