女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)は13日、シングルス準決勝が行われ、第15シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が第7シードの
J・ペグラ(アメリカ)を2-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、2018年以来4年ぶり3度目の優勝に王手をかけた。
>>ナショナル・バンクOP 女子の組合せ・結果<<>>大坂、シフィオンテクらW&Sオープンの組合せ<<2016年・2018年の女王である元世界ランク1位のハレプ。今大会では1回戦で世界ランク82位の
D・ヴェキッチ(クロアチア)、2回戦で同45位の
ザン・シュアイ(中国)、3回戦で同21位の
J・タイシュマン(スイス)、準々決勝で第10シードの
C・ガウフ(アメリカ)を下して勝ち上がった。
この試合の第1セット、第3ゲームでブレークを許したハレプ。第5ゲームでもブレークを奪われ先行される。それでも続く第2セットでは第2ゲームで先にブレークに成功。直後の第3ゲームでブレークバックを許すも第4ゲームで2度目のブレークを奪い、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、ブレークを奪い合う展開となるもハレプが3度のブレークに成功。2度目のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをキープし、2時間12分で勝利。1月のメルボルン・サマー・セット1(オーストラリア/メルボルン、ハード、WTA250)に次ぐ今季2勝目、キャリア24勝目にあと1歩と迫った。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにハレプのコメントを掲載し「戦術を少し変えた。第1セット、彼女(ペグラ)はとても強く打っていて、私はリズムを掴むことができなかった。でも、それから落ち着けた」と語った。
勝利したハレプは決勝で世界ランク24位の
B・ハダッド=マイア(ブラジル)と対戦する。ハダッド=マイアは準決勝で第14シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)を6-4, 7-6 (9-7)のストレートで下しての勝ち上がり。
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