女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)は12日、シングルス準々決勝が行われ、第15シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が第10シードの
C・ガウフ(アメリカ)を6-4, 7-5 (7-2)のストレートで破り、2018年以来4年ぶり5度目のベスト4進出を果たした。
>>ハレプらナショナル・バンクOP 女子の組合せ・結果<<>>次週開幕、大坂 シフィオンテクらW&Sオープンの組合せ<<2016年・2018年の女王である元世界ランク1位のハレプ。今大会では1回戦で世界ランク82位の
D・ヴェキッチ(クロアチア)、2回戦で同45位の
ザン・シュアイ(中国)、同21位の
J・タイシュマン(スイス)をそれぞれストレートで下して勝ち上がった。
この試合の第1セット、ハレプは第1ゲームでブレークに成功。直後の第2ゲームでブレークバックを許したものの第5ゲームで再びブレークを奪い、先行する。
続く第2セットでは互いにブレークを奪い合う展開となりタイブレークに突入。4度のミニブレークに成功したハレプが1時間47分で18歳のガウフに勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにハレプのコメントを掲載し「私はいつもハードワークしている。そして、それが良い試合をできる一番の理由だと思う。体力的にもいいし、精神的にもいい。すべてポジティブに考えているわ」と語った。
勝利したハレプは準決勝で第7シードの
J・ペグラ(アメリカ)と対戦する。ペグラは準々決勝で世界ランク46位の
Y・プチンセワ(カザフスタン)を6-3, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
ペグラとの準決勝についてハレプは「準決勝だから、彼女(ペグラ)はきっといいテニスをするはずだわ。彼女は堅実だし、すでに上位にいる。でも、いつも言っているように私は自分のことに集中している。毎回そうしてきたように、試合のために戦うだけ」と述べている。
同日には第14シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)と世界ランク24位の
B・ハダッド=マイア(ブラジル)が4強に駒を進めている。
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