ジョコ 五輪「最高の気分」

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会場で練習するジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

国際テニス連盟ITFの公式サイトは22日、男子テニスで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)が24日に開幕を控えた東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)に向けたインタビューを掲載した。ジョコビッチは悲願の金メダル獲得について「最高のパフォーマンスを発揮する準備ができている」と述べた。

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今大会に第1シードとして出場するジョコビッチは24日のセンターコート第4試合で世界ランク139位のH・デリエン(ボリビア)と対戦する。同コートの第1試合は日本時間11時から開始予定。

ジョコビッチは東京オリンピック開幕に向け「最高の気分だよ。体力的にも精神的にも、最高のパフォーマンスを発揮する準備ができている」とコメント。

「僕は大会が進めば進むほどいいプレーができるタイプ。自分を信じているよ。(今季)これまでのグランドスラムは3つのうち3つを制覇して、間違いなく最高のシーズンを過ごしてきた。願わくば、また素晴らしい大会にしたい」

「スポーツの世界では誰もがプレッシャーの意味を理解しているし、それを恐れることもない。でも、年齢が上がれば上がるほど経験も試合数も増えていき自信がついてくるものだ」

34歳のジョコビッチは今シーズン、2月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、6月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制しており、東京オリンピックと9月に行われる予定の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でタイトルを手にすることができれば、男子テニス界で史上初となる1シーズンでの5大会優勝を達成することとなる。

「国を代表してセルビアのオリンピックチームでプレーするときは、当然ながら緊張の種類が違うんだ。このオリンピックを通常の大会と考えるつもりはない。多くの人が僕に最高の期待を寄せていること、僕が最高の結果を出すことを望んでいることは重々承知している。月並みな表現だけど、1日1日を大切にし、目の前の試合に集中するつもりだ」

「オリンピックでの経験は他では得られない。スポーツの歴史の中で、最も特別で、最も歴史的なスポーツイベントだからね。個人のアスリートとして、僕はどこに行っても自分の国を代表してはいるけど、オリンピックはまるでチームの一員であるかのように感じることができる。テニスコートで1人でいても、チームとしての経験がそこにあると感じるんだ。国を代表すること、集団の一員であること、チームの一員であることは、僕にとって大切なこと。自分を励まし、自信を与えてくれ、自分のパフォーマンスに大きなエネルギーを与えてくれるんだ」




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(2021年7月23日8時14分)
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