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小田&上地 ウィンブルドン制覇目指す

小田凱人、上地結衣
(左から)小田凱人と上地結衣
画像提供: WOWOW
車いすテニスで男子世界ランク1位の小田凱人と女子世界ランク2位の上地結衣は9日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)車いすテニス部門に出場する。小田と上地は開幕直前に、同大会を全日程生中継するWOWOWのインタビューに答えた。

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18歳の小田は今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝。今年は8月にパリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)が開催されるため、年間ゴールデンスラム(1シーズンで四大大会と五輪を全制覇)も狙える立ち位置にいる。

ウィンブルドンでは昨年優勝しており、今大会では連覇を目指す。小田はシングルス1回戦で世界ランク11位の眞田卓と対戦する。

一方、30歳の上地は前週行われたレクサス ブリティッシュ オープン ローハンプトン(イギリス/ロンドン、芝、ITF1シリーズ)で優勝。決勝では世界ランク1位のD・デ フロート(オランダ)に約3年4ヵ月ぶりに勝利した。

悲願のウィンブルドン初制覇を狙う上地は、シングルス1回戦で世界ランク5位のジュ・ジェンジェン(中国)と顔を合わせる。

【小田凱人インタビュー】

Q. ウィンブルドンに来てみて、去年と意識の違いはありますか?

ないですかね。いつも通りって感じ。まぁでも去年よりワクワクしてるし、楽しみっていう気持ちが去年よりも多いです。ここはもう、白いウェアに芝でということで毎回「遂にきたな」という気持ちになります。去年もこういう風だったなという感情が今あります

Q. 今年のウィンブルドンでは世界にどんな自分をみせたいですか?

「自由にテニスをする、それで勝つ」というのを多くの人に見てほしいですね。

Q. 全仏、ウィンブルドン、パリパラリンピックと続いていく中で、ウィンブルドンは小田選手にとってどんな位置づけですか?

次がパラリンピックになるので、(ウィンブルドンは)パラリンピック前の、最後に残ったタイトルということになります。全豪から順調に大きなタイトルを取ってきてはいるので、パラリンピック前、最後に締めくくって、パラリンピックにベストな状況で臨めたらなと思います。

Q. クレーから芝(全仏からウィンブルドン)、また芝からクレー(ウィンブルドンからパラリンピック)と変わっていくと思うのですが、その対応はどのようにされているんですか?

対応はしていないです。芝ってやっぱり重たいし、車いすが止まっちゃうのですが、そこで対策をするのではなく、みんなが変えていくところを、自分はそのままのスタイルでいきます。芝でもネットにでるし、アグレッシブなプレーをするというところで、対戦相手と差をつけていきたいですね。

Q. 連覇へのカギとなるところは、どんなものでしょう?

僕、結構試合前に忘れ物をするんです。足にベルトをはめているのですが、よく(ベルトを)無くします。ベルトをちゃんと持っていけるように、準備をしっかりして、忘れ物をしないように試合に挑めたら結果がついてくるなと思っています。

Q. 全仏ではビシッと決まった髪も話題でしたが、今回の髪型に何かコンセプトはありますか?

特にないです。ずっとパーマをかけていたんですが、途中で飽きちゃいました。全仏の期間に切るのはまずいと思って切らなかったですが、短髪にはずっとしたかったです。(全仏から)帰ってすぐきりました。

Q. 今大会の目標、意気込みをお願いします。

芝がめくれるぐらい激しい試合をしたいと思います。(具体的な目標としては)サーブとネットプレーを意識してやりたいと思っています。(結果は)あまり意識していないので、自分らしくやっていければなと思います。

【上地結衣インタビュー】

Q. 前哨戦の大会で、3年ぶりにデ フロート選手に勝利しました。どのような点が良かったのでしょうか?

前哨戦のローハンプトンの大会は、芝がすごく残っていて、ウィンブルドンとは全然違った印象でした。おそらくどの選手も苦戦していたのではないかなと思います。私を含めてですけど、初戦から3セットのマッチが多くて、デ フロート選手自身も珍しくもつれるような試合が多いなという印象でした。試合の内容としては、自分が終始攻めることができ、クレーコートで戦った最後の対戦から改善して、色々と試しながらプレーができました。それが結果的に彼女にプレッシャーを与えられたのかなと思います。3年ぶりというのも、何かの記事で自分もみて、「そんなに前だったんだな」という風に思いました。実感がないというか、勝ったときも、変な感覚でしたね。

Q. 色々これまで取り組んできたことがあったと思うのですが、それがどのように勝利につながったのでしょうか?

彼女(デ フロート選手)と対戦するには、守りに入っては絶対ダメだと思います。でも「ここのポイントを取りたい」と思ったときに、自分が安心できるように打った1本のショットが彼女に対しては、アタックできるチャンスになってしまう。ただ今回は芝という特性もあって、つなぐボールを1本打つだけで、一発で良くも悪くも状況が変わってしまいます。気の抜けない状態というか、ある意味しっかりと集中した状態を続けることができ、そういうところが良かったです。

Q. 今回久しぶりに勝利したことで、今後の対応を含めて変わりそうなことはありますか?

自分の気持ちとしては、ここから続けて、自信をもっていきたいです。(試合)内容自体も100%納得しているかというとそうではなく、それ以前の準決勝や準々決勝の試合でも、すごく難しいなと感じながらプレーしている場面もありました。もっと(試合)内容を良くしていくことはもちろんですが、「勝ち」という結果はしっかりと受け止めて、素直に喜びたいです。自分でもこういったプレーができると思って、このあともプレーしたいなと思います。それがどんどん積み重なっていけば、自分の感覚としても、試合の中で良い流れを作っていけるのではないかと思います。先週の1つの勝利で何かがガラッと変わるわけではないですが、ひとつのきっかけとしてもっと今自分が取り組んでいること自体に自分が自信を持てるようになっていけたらなと思います。

Q. 全仏では思わぬ早い段階での敗退となってしまいましたが、そこから今に至るまでどのように立て直しを行ったのですか?

現時点も、修正の連続で、必ずしもフランス遠征から脱出したというか、今すごくコンディション良くプレーしているわけではないです。テニスだけではなく、コンディショニングや車いすの部分でも日々試行錯誤しています。何か1つではなくて、自分の体と心と一緒に戦ってくれている用具が嚙み合ってはじめて、自分の思う通りにプレーできているという状態になると思います。まだそこまで正直達してはいないですけど、携わってくださっている沢山の方々と一緒に話し合いをしながら、色々なアプローチをしながら、ああでもないこうでもないと言いながら、取り組んでいる最中ですね。

Q. クレーから芝に変わることで、何かアジャストするために変えることはありますか?

クレーもハードと比べると足元を取られたりとか、イレギュラーなことが起こるサーフェスですけど、まだ芝と比べると車いすの惰性というものが使えると思います。自分が漕いだもの以上に車いすが走ってくれるという感覚は、一番はハード、次はクレーにあると思います。(一方で)この芝というのは、先週のローハンプトンもそうですけど、自分が漕いだ分しか進まない印象です。自分はパワー勝負ではなく、(車いすの)惰性を使い、体の回旋でボールをうまく飛ばしているタイプだと思うので、不利とはいわないですが、戦い方を変えなければならないとはいつも思っています。その上で、直線的なショット、ドロップ、バリエーションのあるショットを打って相手に読ませないところは重要かなと思って戦っています。

Q. 今回の目標、意気込みをお願いします。

先週の大会は先週の大会のものとして良かったなと思いますけど、今週はやっぱりサーフェスも違いますし、少し違った感覚になると思います。しっかりとその感覚をフィードバックとしてとらえて、しっかり調整して、まずは決勝戦まで行く。このウィンブルドンは決勝戦にいけた回数自体がまだまだ少ないので、決勝戦にいってデ フロート選手と対戦する。そこでもう一度、積極的にプレーをして、自分の理想に少しでも近づけるようなプレーで、優勝するのが自分の今回の目標かなと思います。

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(2024年7月9日20時24分)

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