テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は8月31日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が世界ランク177位の
L・ハリス(南アフリカ)を6-3, 6-1, 7-6 (7-4)のストレートで破り、3年連続3度目の3回戦進出を果たした。
>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<1回戦で世界ランク75位の
D・ケプファー(ドイツ)と対戦した際は第1セット第1ゲームで足首を負傷したケプファーに対し、6-3, 3-2(途中棄権)で勝利した20歳のアルカラス。今大会は昨年四大大会初制覇を成し遂げた全米オープン2連覇を狙っている。
この試合、第1・第2セットではファーストサービスが入ったときに74パーセントの確率でポイントを獲得。ハリスに計4度のブレークチャンスを与えたものの、重要な局面ではポイントを落とすことなく1時間18分で2セットを連取した。
しかし第3セットではハリスの角度をつけたアングルショットが決まりだし、第6ゲームでこの日初となるブレークをラブゲームで許し追いかける展開に。それでもアルカラスはここからギアをもう一段階上げ、第7ゲームでブレークバックすると、タイブレークでも先にミニブレークを奪い主導権を握った。最後はハリスのリターンがアウトになり2時間31分で勝利を決めた。
アルカラスは3回戦で第26シードの
D・エヴァンス(イギリス)と対戦する。エヴァンスは2回戦で世界ランク65位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を下しての勝ち上がり。
同日には第8シードの
A・ルブレフ、第12シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第13シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、第16シードの
C・ノリー(イギリス)、第19シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)らが3回戦へ駒を進めている。
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