国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

死闘の末に敗北「おめでとう」

カルロス・アルカラス
準優勝に終わったアルカラス
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は20日、シングルス決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)は第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に7-5, 6-7 (7-9), 6-7 (4-7)の逆転で敗れ、大会初優勝とはならなかった。試合後にはジョコビッチに対し「君と君のチームにおめでとうと伝えたい」と語った。

>>【動画】約4時間の死闘 ジョコビッチが優勝した瞬間<<

>>アルカラス、ジョコビッチらシンシナティ組合せ<<

両者は4度目の顔合わせでアルカラスの2勝1敗。直近では今年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)決勝で対戦し、アルカラスがフルセットで勝利した。両者がハードコートで試合を行うのは初めてとなる。

20歳のアルカラスは準決勝で世界ランク20位のH・フルカチュ(ポーランド)を2-6, 7-6 (7-4), 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。一方、2018年と2020年の同大会王者である36歳のジョコビッチは準決勝で第16シードのA・ズベレフ(ドイツ)を7-6 (7-5), 7-5のストレートで破り決勝へ駒を進めた。

28日に開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の前哨戦に位置付けられるこの大会、5セットマッチの四大大会とは異なり、3セットマッチの今大会決勝は序盤から激しい打ち合いとなった。

アルカラスはドロップショットなどを決めジョコビッチを翻弄するが、第6ゲームで深いバックハンドのクロスから0-40とブレークチャンスを握られると、最後はフォアハンドウィナーのダウンザラインを放たれブレークを許す。しかし、直後の第7ゲームでブレークバックすると、ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が48パーセントに留まるジョコビッチに対し第11ゲームで再びブレークに成功し第1セットを先取する。

第2セット、第3ゲームで3本のダブルフォルトを犯すなど安定感を欠いたジョコビッチを攻め立てたアルカラスは先にブレーク。このゲーム終了後にジョコビッチは暑さによる体調不良を訴えドクターを呼んだ。その後、息を吹き返したジョコビッチに第8ゲームでブレークを返されたものの、サーブ&ボレーを混ぜるなど最後までアルカラスはプレーを変え続ける。タイブレークでは先にミニブレークを奪われたものの追いつきマッチポイントを握るがこれを決められず、最後は自身のバックハンドがネットにかかりセットカウント1-1に追いつかれた。

勝負のファイナルセット、中盤第7ゲームでこのゲーム5度目のブレークチャンスを決められ先にブレークを許したアルカラスだが、ゲームカウント4-5で迎えた第10ゲーム、土壇場でアルカラスが2度のチャンピオンシップポイントを凌ぎブレークバックに成功。タイブレークに突入するが、1ポイント目でミニブレークを許すと流れがジョコビッチに傾き、3時間49分の死闘の末に敗れ力尽きた。敗戦後アルカラスはベンチで涙を流し悔しがった。

表彰式のセレモニーでアルカラスは「あなた(ジョコビッチ)と対戦し、あなたとコートを共にし、あなたから学ぶことができたのは素晴らしいこと。この試合は本当に接戦だったけど、僕は君のようなチャンピオンから多くのことを学んだよ。だから、君と君のチームにおめでとうと伝えたい」と笑顔で話した。

今後両者は全米オープンに照準を合わせ調整。アルカラスは第1シード、ジョコビッチは第2シードとして出場するのが確実とされており、両者が勝ち上がれば再び決勝戦で相まみえることとなる。

[PR]錦織 圭、2年ぶりのグランドスラム復帰へ!
8/28(月)~9/11(月) 全米オープンテニス WOWOWで連日独占生中継!
WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定


■WOWOWオンデマンドはこちら>




■関連ニュース

・錦織「痛みがひどくなった」
・錦織ら9名 救済措置使い全米へ
・錦織 全米OP着用ウエア発表

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2023年8月21日11時36分)

その他のニュース

5月9日

新教皇はテニス経験者 (14時58分)

4度目Vに向け圧勝で3回戦へ (11時49分)

大坂なおみ 次戦は世界53位に決定 (11時19分)

元世界9位「もう終わり」別れ告げる (9時41分)

大坂なおみ「不戦勝だと思っていた」 (8時28分)

5月8日

野口莉央と高橋悠介 8強入り (22時29分)

35歳 ベテラン秋田史帆が8強 (21時30分)

大坂なおみ 緊急事態乗り越え逆転勝ち (20時00分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsゴルビッチ (18時00分)

大坂なおみ 2回戦の相手の詳細 (16時45分)

大坂なおみに敗れシングルス引退発表 (15時37分)

ルード、復帰のシナーを歓迎 (14時30分)

メド「クレーは無い方がいいが...」 (13時18分)

マスターズデビュー戦で対トップ50初勝利 (10時30分)

大坂なおみ「クレーは筋力が重要」 (7時55分)

内島萌夏 世界63位に完敗 (1時46分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsリス (0時37分)

西岡良仁 ストレート負けで初戦敗退 (0時29分)

5月7日

【1ポイント速報】西岡良仁vsラヨビッチ  (23時00分)

坂詰姫野ら 日本勢12名が初戦突破 (22時56分)

元世界9位フォニーニ 引退示唆 (21時55分)

大坂なおみ 快勝で初戦突破 (19時29分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsエラーニ (18時00分)

「史上最悪の世界2位みたいに…」 (17時13分)

報道を否定「私は出場する」 (15時51分)

元世界2位 待望の出産後初白星 (10時02分)

5月6日

20歳 苦手クレーで初優勝 (20時53分)

望月慎太郎 18歳に屈し初戦敗退 (19時24分)

リベンジ果たしチャレンジャー4度目V (18時40分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsブランクリク (17時08分)

ワウリンカ 逆転負けで最年長Vならず (15時33分)

前週躍動の23歳らが自己最高位に (14時14分)

世界1位 ぶっちぎりトップ独走 (11時08分)

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (9時41分)

世界1位シナー 出場停止から復帰 (8時32分)

【動画】試合中に新ローマ教皇が発表された場面 (0時00分)

【動画】フォニーニ 最後のイタリア国際、試合終了の瞬間 (0時00分)

【動画】大坂なおみ 土壇場から逆転勝ち!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!