男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は17日に男子シングルス3回戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)がプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)で出場した元世界ランク6位の
G・モンフィス(フランス)を6-3, 6-2のストレートで下し、大会3年ぶり11度目のベスト8進出を果たした。
>>【動画】ジョコビッチが対モンフィス19連勝を決めた瞬間<<>>アルカラス、ジョコビッチらシンシナティOP組合せ<<36歳で世界ランク2位のジョコビッチが同大会に出場するのは2020年以来3年ぶり15度目。2018年と2020年には優勝を飾っている。
今大会は初戦となった2回戦で世界ランク23位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦したものの、6-4となった時点でダビドビッチ フォキナが棄権し3回戦に進んだ。
迎えた3回戦、ジョコビッチはファーストサービス時に81パーセントの確率でポイントを奪う。モンフィスに対し第2セットで5-0とリードした場面で1度ブレークを許したものの、自身はそれを上回る4度のブレークを奪い、1時間8分で危なげなく勝利した。
ジョコビッチはこれでモンフィスとの対戦成績を19勝0敗とし、これはオープン化以降、負けなしの対戦成績として
R・ナダル(スペイン)が
R・ガスケ(フランス)に18勝0敗という記録を抜いて史上最多の成績となった。
勝利したジョコビッチは準々決勝で第9シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは3回戦で世界ランク66位の
D・ラヨビッチ(セルビア)が試合途中で棄権したため準々決勝に駒を進めた。
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