男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は23日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
H・ルーネ(デンマーク)が第6シードの
L・ムセッティ(イタリア)を6-4, 7-5のストレートで破り、芝コートの大会で初のベスト4進出を果たした。この試合、ムセッティのスマッシュがルーネに当たった際、ルーネが一瞬相手を睨むような動作をしたことが話題となった。
>>【動画】ルーネ、スマッシュ当たり相手睨む⁉<<20歳のルーネは2試合に勝利し迎えた準々決勝でムセッティと激突。試合は6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに70パーセントの確率でポイントを獲得し、1度のブレークに抑える。
リターンゲームでは5度のブレークチャンスを創出し3度のブレークに成功。1時間54分で勝利した。
問題となったシーンは、ネット際の攻防をムセッティが制した場面。ルーネのボールがムセッティのチャンスボールとなりムセッティがスマッシュ。このショットがバウンド後運悪くルーネの臀部付近に当たった。
ムセッティはすぐに手を上げて謝罪したものの、ルーネはコート後方へ戻りながらムセッティの方を何度も見ている。このシーンはムセッティを睨みつけているようにも見えることも確かだ。
結局、試合はルーネが制して準決勝へ。試合後には「芝は楽しいよ。だんだんいいプレーができるようになってきたと思う。最初の数試合は、体のあらゆる部分、動き、上半身、すべてに慣れる必要がある。だから、少し苦戦したけど、試合を終えて、最終的に勝てたことはうれしいよ」とコメントした。
準決勝では第7シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは準々決勝で世界ランク46位の
A・マナリノ(フランス)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
C・アルカラス(スペイン)、世界ランク32位の
S・コルダ(アメリカ)が4強へ駒を進めた。
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