男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は23日、シングルス準々決勝が行われ、第9シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク28位の
N・ジャリー(チリ)を7-5, 6-3のストレートで破り、ツアー3大会連続のベスト4進出を果たした。
>>【動画】ズベレフのスーパーショット<<26歳のズベレフは昨年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で足首を負傷し長期離脱。今シーズンに入りツアーへ本格復帰を果たしたが、序盤は思うような好成績を残すことができていなかった。
それでも、クレーシーズンから徐々に調子を上げていき、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)とBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)で16強に入ると、5月のジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250)ではベスト4、全仏オープンでは2年連続の準決勝進出を果たした。
芝シーズン初戦となった今大会、1回戦で
D・ティーム(オーストリア)、2回戦で
D・シャポバロフ(カナダ)と強敵を下して8強入り。ジャリーとの準々決勝に臨んだ。
この試合、ズベレフは5本のダブルフォルトを犯したものの、それを上回る12本のサービスエースを記録。ファーストサービスが入ったときには74パーセントの確率でポイントを獲得し、ジャリーのブレークを0に抑えた。リターンゲームでは6度のブレークチャンスのうち2度ブレークに成功。1時間57分で勝利を決めた。
2021年11月のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)以来 約1年7カ月ぶりのタイトル獲得を狙うズベレフは準決勝で、世界ランク48位の
A・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。ブブリクは準々決勝で第4シードの
J・シナー(イタリア)と対戦したが、シナーが第2セット途中で棄権したため、4強へ駒を進めた。
同日には第3シードの
A・ルブレフと第8シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)がベスト4入りを決めている。
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