男子テニスのアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/アリゾナ、ハード、ATPチャレンジャー)は16日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク210位の
G・モンフィス(フランス)は予選から勝ち上がった同123位の
A・シェフチェンコに4-6, 7-6 (7-2), 3-6のフルセットで敗れ、初戦敗退となった。
>>アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<現在開催中のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)にプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を利用して出場したものの、初戦で
J・トンプソン(オーストラリア)に敗れ姿を消していた36歳のモンフィスは、アリゾナ・テニス・クラシックへの出場を決断した。
モンフィスは第1セット、1度のブレークを許し37分で先行される。続く第2セット、互いに2度ずつブレークを奪い合うとタイブレークに突入。タイブレークに入るとモンフィスは3度のミニブレークに成功し、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、モンフィスがゲームカウント0-2とリードを許したところで雨により中断となり、試合は翌日に持ち越された。翌日に再開後、モンフィスは1度もブレークバックをすることが出来ず、2時間23分で力尽きた。
勝利したシェフチェンコは試合後、自身のインスタグラムで「僕がこのスポーツを好きになったのは、彼(モンフィス)のおかげなので、とても感慨深い試合だった。マイアミでの幸運を祈っている」とコメントした。
シェフチェンコは2回戦で第6シードの
M・ヒュースラー(スイス)と対戦する。ヒュースラーは1回戦で世界ランク74位の
F・クライノビッチ(セルビア)と対戦していたがクライノビッチの棄権により初戦突破を決めた。
同日には第1シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)、第8シードの
E・ルースブオリ(フィンランド)、世界ランク134位の
J・シュトルフ(ドイツ)らが初戦突破を果たした。
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