男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は10日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)は世界ランク87位の
J・トンプソン(オーストラリア)に6-7 (0-7), 6-4, 6-7 (5-7)のフルセットで敗れ、初戦敗退となった。
>>ダニエル 太郎vsベレッティーニ 1ポイント速報<<>>ダニエル、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<シード勢は1回戦免除のため2回戦からの登場となった世界ランク3位のチチパス。チチパスは今大会、もしくは22日に開幕するマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)のどちらかで優勝、そしてどちらかで準優勝以上の成績をおさめることができたら世界ランク1位になることが確定だった。
試合は第1セットから激しいストロークの打ち合いとなるが、互いにブレークを奪えずタイブレークに突入。チチパスはここでミスを重ね、1ポイントも奪えずに追いかける展開となる。
第2セットでは第1セットと打って変わって序盤からブレークの奪い合いに。第1ゲームでブレークしたチチパスだが、第2ゲームでブレークバックを許す。それでも第3ゲームで再びリードを広げたチチパスが、その後はトンプソンの反撃をおさえセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、第1ゲームでブレークチャンスを生かしきれなかったチチパスは、その後もブレークできず。自身のサービスゲームではわずか4ポイントしか落とさない完璧なプレーを披露し、2度目のタイブレークに入った。
タイブレークでは1ポイント目でミニブレークに成功しリードしたチチパスだが、3ポイント目でミニブレークを返されイーブンに。そのまま5-5を迎えると2度目のミニブレークを許しトンプソンにマッチポイントを握られる。リターンから攻め込みオープンコートを作ったチチパスはフォアハンドを打ち込むがわずかにアウト。2時間36分で力尽きた。
勝利したトンプソンは第32シードの
M・クレッシー(アメリカ)と予選から出場している世界ランク187位の
A・タビロ(チリ)のどちらかと対戦する。
同日には第3シードの
C・ルード(ノルウェー)、第10シードの
C・ノリー(イギリス)らが3回戦進出を決めた一方、第22シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第28シードの
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、第29シードの
西岡良仁が敗れた。

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