テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)が先月29日に閉幕。男子シングルス決勝では
N・ジョコビッチ(セルビア)が2021年以来2年ぶりの大会制覇と22度目の四大大会優勝を飾った。これにより、グランドスラム・シングルス優勝数で男子はジョコビッチが最多タイに、女子は23度優勝している
S・ウィリアムズ(アメリカ)が変わらずトップに立っている。
【グランドスラム・シングルス優勝回数・男子トップ3】35歳のジョコビッチは自身の持つ記録を更新し最多となる10度目の全豪オープン優勝。ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で7度、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で2度、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で3度優勝しており、合わせて22度目のグランドスラムタイトルとなった。
また、クレーキングと称される
R・ナダル(スペイン)は昨年の全豪オープンと全仏オープンで優勝。全仏オープンでは無類の強さを誇っており、2014年には史上初の5連覇、昨年には史上最多の14勝目を挙げた。過去に全豪オープンを2度、ウィンブルドンを2度、全米オープンを4度制覇し、22勝目としている。
昨年9月に開催されたレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)をもって、現役生活に終止符を打った41歳のフェデラーはこれまでグランドスラムを20回制覇。芝の王者として君臨した現役時代、ウィンブルドンでは2007年に史上4人目となる5連覇を達成し、2017年には史上最多の8度目の優勝を飾った。その他、全豪オープンでは6回、全仏オープンでは1回、全米オープンでは5回トロフィーを掲げている。
【グランドスラム・シングルス優勝回数・女子トップ3】23度の四大大会シングルス制覇で史上最多となっている41歳のセリーナ。全豪オープンでは2017年に最年長優勝となる35歳で7度目の優勝、全仏オープンでも最年長記録を更新。33歳8カ月で3度目の優勝を飾った。そしてウィンブルドンでは7度、全米オープンでは6度チャンピオンに輝いている。
また、22度の優勝で歴代2位につける
S・グラフ(ドイツ)は全豪オープンで4度の優勝。ウィンブルドンでは7度、全仏オープンでは6度、全米オープンでは5度のタイトルを掲げている。女子テニス界の黄金時代を築いたグラフは年間ゴールデングランドスラム(1988年)を達成した唯一のテニス選手でもある。
歴代3位につけるのは
M・ナブラチロワ(アメリカ)で18勝。ウィンブルドンでは6連覇を果たし大会最多となる9勝を飾っている。その他、全豪オープンで3度、全仏オープンで2度、全米オープンで4度の優勝を果たしている。
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