女子テニスの最終戦 WTAファイナルズ・フォートワース（アメリカ/フォートワース、ハード）には世界ランク１位のＩ・シフィオンテク（ポーランド）と同２位のＯ・ジャバー（チュニジア）の出場が確定しており、残る出場枠は６選手となっている。

今月３１日から１１月７日にかけて開催される同大会は年間の大会獲得ポイント上位８選手が出場するシーズン最後の大会。出場をかけた「RACE TO THE WTA FINALS」（最終戦出場ランキング）で圧倒的なポイント数を誇り首位を走るシフィオンテクに加えて、ジャバーの出場も決まっている。

２１歳のシフィオンテクは今季、全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）と全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）を含む７大会で優勝。

一方、２８歳のジャバーは５月のムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）と６月のベット1オープン（ドイツ/ベルリン、芝、WTA500）で優勝。さらに今年はポイント無しのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）、全米オープンで準優勝を果たしている。

昨年、メキシコのグアダラハラで開催された同大会では決勝でＧ・ムグルサ（スペイン）がＡ・コンタベイト（エストニア）を6-3, 7-5のストレートで破り、大会初優勝を飾っていた。

なお、８位につけるＳ・ハレプ（ルーマニア）は今シーズンを終了することを発表しており、この大会は欠場することとなる。

１０月１０日付の「RACE TO THE WTA FINALS」のランキング・トップ１０は以下の通り。（太字は出場が確定）

■１位：シフィオンテク
9,865ポイント

■２位：ジャバー
4,555ポイント

■３位：Ｊ・ペグラ（アメリカ）
3,232ポイント

■４位：Ｃ・ガウフ（アメリカ）
2,983ポイント

■５位：Ｃ・ガルシア（フランス）
2,896ポイント

■６位：Ｄ・カサトキナ
2,885ポイント

■７位：Ａ・サバレンカ
2,871ポイント

■８位：ハレプ
2,661ポイント

■９位：Ｖ・クデルメトバ
2,606ポイント

■１０位：Ｍ・サッカリ（ギリシャ）
2,537ポイント

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