女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は12日、シングルス3回戦が行われ、第3シードの
A・サバレンカが世界ランク32位の
A・アニシモワ(アメリカ)を4-6, 6-3, 6-2の逆転で破り、大会初のベスト4進出を決めた。
>>サバレンカらBNLイタリア国際 女子組合せ・結果<<>>ジョコビッチvsルード 1ポイント速報<<世界ランク8位のサバレンカはこの日、第1ゲームからブレークを奪われるもその後は2度のブレークバックに成功。しかし終盤に3度目のブレークを許し第1セットを先行される。
続く第2セット、今度は第4ゲームで先にブレークを奪うも直後にブレークバックを許す。それでも第8ゲームにブレークに成功して1セットオールとする。
ファイナルセット、勢いに乗ったサバレンカは第1ゲームからブレークすると、その後も2度ブレークに成功し1時間53分の一戦を制した。
勝利したサバレンカは準決勝で第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。世界ランク1位のシフィオンテクは準々決勝で世界ランク90位の
B・アンドレースク(カナダ)を7-6 (7-2), 6-0のストレートで破り、2年連続2度目のベスト4進出を果たすとともに、ツアー連勝記録を“26”に更新した。
サバレンカとシフィオンテクはこれが4度目の顔合わせとなり、サバレンカの1勝2敗。今季は既に2度対戦しており、直近では先月行われたポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)の決勝戦で対決。この時は2-6, 2-6のストレートでサバレンカが敗れている。
元世界ランク2位のサバレンカは昨年王者シフィオンテクとの再戦について言及し、女子テニス協会がそのコメントを公式サイトに掲載した。
「シュツットガルトの決勝の前、私は間違った考えをしていた。『ああ大変だ、誰かがこの子を止めなければ』と思っていたの。それは正しいことではなかった。だから彼女がポイントを取るたびに私は気が狂っていた。攻撃的になってプレーがおかしくなっていたの」
「今回は彼女に勝つ方法を見つけたい。これが(前回との)大きな違いよ。彼女はアグレッシブで、いいプレーをしているし、コートのどの位置からでもいいショットを打つことができる。必要な限りポイントにとどまり、方法を見つけなければならない」
なお、同日には第9シードの
O・ジャバー(チュニジア)と世界ランク23位の
D・カサトキナが4強へ駒を進め、準決勝で激突する。
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