女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は12日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク90位の
B・アンドレースク(カナダ)を7-6 (7-2), 6-0のストレートで破り、2年連続2度目のベスト4進出を果たすとともに、ツアー連勝記録を“26”に更新した。
>>BNLイタリア国際 男子組合せ・結果<<>>BNLイタリア国際 女子組合せ・結果<<今大会の3回戦で第16シードの
V・アザレンカをストレートで破り勝ち上がりを決めたシフィオンテク。この試合の第1セットでは序盤からブレークを奪い合う展開となるとお互いに3度ずつブレークしタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功し先行する。
続く第2セットではシフィオンテクが圧倒する。ファーストサービスが入った時に81パーセントの確率でポイントを獲得すると1度もゲームを与えず。6ゲームを連取し1時間44分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載し「試合を重ねるごとに、自分のプレーが良くなっているのを感じている。第1セットはかなりタイトで、浮き沈みもあったけど、大事な場面でいいプレーができたわ」と語った。
「第2セットではきちんと集中すれば、素晴らしいテニスができることを教えてくれた。準備は万端だったし戦術的なこともいいプレーができた」
昨年大会の女王シフィオンテクは準決勝で第3シードの
A・サバレンカと対戦する。サバレンカは準々決勝で世界ランク32位の
A・アニシモワ(アメリカ)を4-6, 6-3, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第9シードの
O・ジャバー(チュニジア)が4強に駒を進めている。
また、今回の勝利によってツアー連勝記録を“26”に伸ばしたシフィオンテクは、2000年以降の連勝ランキングでアザレンカに並んだ。
【2000年以降の連勝記録】
1.
V・ウィリアムズ(アメリカ) 35連勝(2000年)
2.
S・ウィリアムズ(アメリカ) 34連勝(2013年)
3.
J・エナン(ベルギー)32連勝(2008年)
4.S・ウィリアムズ 27連勝(2015年)
5.シフィオンテク 26連勝(2022年)
5.V・アザレンカ 26連勝(2012年)
6.S・ウィリアムズ 25連勝(2014年)
7.J・エナン 24連勝(2005年)
7.V・ウィリアムズ24連勝(2002年)
9.
大坂なおみ 23連勝(2021年)
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