男子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）は２８日、シングルス３回戦が行われ、第３シードのＳ・チチパス（ギリシャ）が第２５シードのＡ・デ ミノー（オーストラリア）を6-4, 6-3のストレートで破り、２年連続３度目のベスト１６進出を果たした。

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前週のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）では３回戦敗退となったチチパス。今大会のシード勢は１回戦免除のため初戦となった２回戦で世界ランク１６７位のＪ・Ｊ・ウルフ（アメリカ）をフルセットで破っていた。

この試合の第１セットではファーストサービスが入った時に８７パーセントの高い確率でポイントを獲得。お互いにサービスキープが続き迎えた第１０ゲームでブレークを奪い先行する。第２セット、第１・第３ゲームで３度のブレークポイントを凌いだチチパス。第４ゲームでブレークに成功し、１時間３０分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにチチパスのコメントを掲載し「今日はとてもうまくいった。彼（デ ミノー）はいつも通り戦っていたけど、僕はとても我慢強くプレーできた。試合ごとに集中するようにしていた」と語った。

勝利したチチパスは４回戦で第１４シードのＣ・アルカラス（スペイン）と対戦する。アルカラスは３回戦で第２１シードのＭ・チリッチ（クロアチア）を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。

チチパスは全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）３回戦で初めて対戦したアルカラスについて次のようにコメント。その時は3-6, 6-4, 6-7 (0-7) 6-0, 6-7 (5-7)のフルセットで敗れている。

「挑戦し闘うつもりだ。彼は素晴らしい選手。僕にとって、コートに立つことが大きなチャレンジになる。僕はこのようなチャレンジが好きなんだ。魂を込めて全力を尽くすつもりだよ」

同日には第１シードのＤ・メドベージェフ、第８シードのＨ・フルカチュ（ポーランド）、第１１シードのＴ・フリッツ（アメリカ）らが１６強に駒を進めた。

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