男子テニスの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は2日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
F・クライノビッチ(セルビア)が世界ランク259位の
JW・ツォンガ(フランス)を6-4, 7-6 (7-2)のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。試合後には「彼(ツォンガ)は偉大なチャンピオンだし、強烈なサーブを打ってくることは分かっていた」と振り返った。
>>YouTube 大学選手のラケットバッグの中身は?法政女子全部員一言コメント<<前週の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では初戦敗退となったクライノビッチはこの試合の第1セット、元世界5位のツォンガから第1ゲームでブレークに成功。その後は1度もブレークチャンスを与えずに先行する。
第2セットでは5度のブレークチャンスを凌ぐとタイブレークに突入。3度のミニブレークに成功したクライノビッチが1時間40分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにクライノビッチのコメントを掲載し「とても、とてもいい試合ができたと思う。スタートは本当によかった。彼(ツォンガ)が危険な選手ということは分かっていたよ」と語った。
「特に第2セットでは、彼のサーブが大きな武器になっていたと思う。でも、試合には勝てた。今日はアグレッシブにプレーして、戦術がうまくいった」
勝利したクライノビッチは準々決勝で第4シードの
N・バシラシヴィリ(ジョージア)と世界ランク152位の
D・ジュムホール(ボスニア)の勝者と対戦する。
同日には第2シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第6シードの
A・ブブリク(カザフスタン)が8強入り。世界ランク56位の
M・マクドナルド(アメリカ)、同58位の
A・マナリノ(フランス)、同75位の
R・ガスケ(フランス)が2回戦へ駒を進めた。

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