男子テニスの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は1日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク259位の
JW・ツォンガ(フランス)が同172位のK・ジュク(ポーランド)を6-4, 6-4のストレートで破り、初戦突破を果たした。試合後には「この数カ月は難しい時期だった」と語った。
>>YouTube 大学選手のラケットバッグの中身は?法政女子全部員一言コメント<<2019年大会で優勝を果たしているツォンガ。2020年は慢性的な背中の痛みと新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、わずか2大会しか出場せず。昨年は右脚の負傷のため7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以降は大会を欠場。今季は2回戦敗退となった前週のオープン・カンペール・西ブルターニュ(フランス/カンペール、ハード、ATPチャレンジャー)でシーズンをスタートしている。
この試合、7本のサービスエースを決めた元世界5位のツォンガはファーストサービスが入った時に93パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間25分で勝利。2021年3月のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250)以来 11ヶ月ぶりにツアーでの白星を挙げた。。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにツォンガのコメントを掲載し「こうしてコートの上でプレーできることは、僕にとってとても素晴らしいこと。今年最初の試合(ツアー大会)でこのような勝利を収めることができ、本当にうれしく思う」と述べた。
「これは周囲の人がいないとできないこと。僕はとてもいい人たちに恵まれ、このような瞬間を過ごすことができた」
ツォンガは2回戦で第5シードの
F・クライノビッチ(セルビア)と対戦する。クライノビッチは1回戦で世界ランク65位の
A・ポピリン(オーストラリア)を7-5, 7-6 (7-3)のストレートで破っての勝ち上がり。
同日には世界ランク55位の
クォン・スンウ(韓国)、同83位の
M・イメル(スウェーデン)、同113位の
PH・エルベール(フランス)らが2回戦へ駒を進めている。
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