テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、女子シングルス3回戦が行われ、18歳で世界ランク73位のL・フェルナンデスが第3シードの
大坂なおみを5-7,7-6 (7-2),6-4の逆転で破って四大大会初のベスト16進出を果たした。試合後には「素晴らしい試合だった」と喜びを語った。
>>錦織 圭 直筆サイングッズ当たるキャンペーン実施中<<>>錦織vsジョコビッチ 1ポイント速報<<>>錦織ら全米OP対戦表<<初の対戦となったこの試合、序盤は互いのサービスゲームのキープが続くも第11ゲームで大坂にフォアハンドウィナーを決められるなどでブレークを許しセットカウント0-1と追いかける展開となる。
第2セットも第1セットと同様にサービスゲームのキープが続くが第11ゲームで大坂に再びブレークを許し万事休すと思われたが、第12ゲームでこの日初めてのブレークに成功すると流れはフェルナンデスに傾く。タイブレークではミスを重ねた大坂がラケットを叩きつけ怒りを表すなど主導権をフェルナンデスが手にし、セットカウント1-1と追いついた。ファイナルセットでは第1ゲームで先にブレークしたフェルナンデスが精彩を欠いた大坂を2時間4分で振り切った。
試合後の会見では「第1セットに関しても自分のプレーにとても満足している。サーブも良かったし、良いプレーができた。終盤、彼女(大坂)が追い上げてきた。ブレークされたときも、私は自分自身に『前向きに、戦い続けよう』と言い聞かせていた」と話した。
「第2セットでは、最後のゲームになってブレークできない問題に解決策が見えた気がした。それからは、観客のエネルギーを利用して、できる限りボールを戻して攻撃的になって、自分のショットを狙うようにして戦った」
「私はなおみのプレーに集中していたわけではない。自分自身のこと、自分のゲーム、自分がすべきことだけに集中していたの。観客が応援してくれて、ポイントを取るたびに声援を送ってくれるのは素晴らしいことで、戦い続けるエネルギーになった。見に来てくれた皆さんにショーを見せることができて、とてもうれしかった」
フェルナンデスは4回戦で、第16シードの
A・ケルバー(ドイツ)と対戦する。ケルバーは3回戦で世界ランク66位の
S・スティーブンス(アメリカ)を逆転で下しての勝ち上がり。
一方、2018・2020年の同大会を制している23歳の大坂は、2連覇と3度目の全米オープン制覇を狙い今大会に出場していたが、3回戦で姿を消すこととなった。
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