テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は1日、男子シングルス2回戦が行われ、第6シードの
R・フェデラー(スイス)が世界ランク56位の
R・ガスケ(フランス)を7-6 (7-1),6-1,6-4のストレートで破り、18度目の3回戦進出を果たした。
>>フェデラーらウィンブルドン対戦表<<新型コロナウイルスの感染拡大のため2019年以来2年ぶりの開催となるウィンブルドン。この試合、フェデラーはガスケとの片手バックハンド対決で主導権を握る。互いにブレークを奪うことはできなかったもののタイブレークを制し第1セットを先取。
第2セットではファーストサービスが入ったときにパーセントの高い確率でポイントを獲得しブレークを許すことのないプレーを披露。リターンゲームでは2度のブレークチャンスをともに決め切りセットカウント2-0と勝利に王手をかけた。
第3セットでも流れを渡さなかったフェデラーは第7ゲームでブレークに成功すると、バックハンドウィナーを決めるなど最後までガスケにブレークを許さず1時間51分で勝利した。
2017年以来4年ぶり9度目のウィンブルドン制覇を狙う39歳のフェデラーは、3回戦で第29シードの
C・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク149位の
A・ボルト(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
D・メドベージェフ、第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第7シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)、第8シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)らが3回戦進出を決めている。
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