テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6日、女子シングルス4回戦が行われ、第15シードの
V・アザレンカは第31シードの
A・パブリュチェンコワに7-5, 3-6, 2-6の逆転で敗れ、2011年以来10年ぶり3度目のベスト8進出とはならなかった。
アザレンカはこの日、第1セットを先取するも、その後は6度のブレークを許して2時間9分の熱戦の末に敗退。試合後の会見では、大会の男女格差に対する不満を語った。
「気になっているのは、フランス連盟の人が常に平等を訴えているにもかかわらず、それは大会の賞金しか示していないこと。それは確かにそうだけど、他のことに対しては全く同意できないし、残念に思っている」
「例えば女性への平等を語っているのに、女子の準決勝が外のコートで行われることがここ数年間であった。時にはこのようなことに対して、賞金のことだけを指摘するのではない公平な意見が出せる人を持つことが必要だと思う」
勝利したパブリュチェンコワは準々決勝で第21シードの
E・リバキナ(カザフスタン)と対戦する。リバキナは4回戦で第7シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の4回戦では第33シードの
P・バドサ(スペイン)、世界ランク85位の
T・ジダンセク(スロベニア)が8強へ駒を進めた。
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