テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は2日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク49位の
錦織圭が第23シードの
K・ハチャノフを4-6,6-2,2-6,6-4,6-4のフルセットで破り、2019年以来2年ぶり7度目の3回戦進出を果たした。この日の勝利で第5セットへもつれた試合では現役選手1位の26勝7敗、勝率78.7パーセントと記録を更新した。
>>錦織vsラクソネン 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<1回戦に続き、この日もフルセットの戦いを強いられた錦織は、ファイナルセットの第10ゲームで最後フォアハンドのウィナーを放ち、3時間59分におよんだ死闘の末にハチャノフを退けた。
錦織は「5セットになると、記録を更新しなければいけないと時々思う。それはプレッシャーでもある。第5セットは、他のセットよりもいいテニスが本当にできていると思う。疲れていても、よりいいプレーをし、より自由に、より攻撃的にプレーしている」と語った。
「カレン(ハチャノフ)とは何度も対戦し、どんなプレーをするかお互い知っている。今日の彼はちょっとリスクを負っていた。より攻撃的にプレーしていた。彼が普段は使わないようなショットを使っていた」
3回戦で錦織は、予選から勝ち上がってきた世界ランク150位の
H ・ラクソネン(スイス)と対戦する。ラクソネンは2回戦で第11シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を下しての勝ち上がり。
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