テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は8日、女子シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
大坂なおみが世界ランク93位の
S・ロジャース(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで破り、2018年以来2年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。会見では、準決勝で対戦する第28シードの
J・ブレイディ(アメリカ)について「とても恐ろしい存在」と警戒した。
>>大坂vsブレイディ 1ポイント速報<<>>大坂ら全米オープン対戦表<<今大会で大坂は人種差別への抗議の意を示すため黒いマスクをして入退場しており、この日は5月に亡くなった黒人男性の「ジョージ・フロイド」さんの名前がプリントされたマスクをつけていた。
大坂は「もし全てが平和なら、どんな世界になっているか私には分からない。お互いを助け合っていってほしいとは思う」と語った。
試合は大坂が過去3戦全敗だったロジャースを圧倒。7本のサービスエースを放ち、ファーストサービスが入った時には83パーセントの高い確率でポイントを獲得して主導権を握り、1時間19分で勝利した。
「今日はとても安定したゲームプランを持っていた。彼(コーチのウィム・フィセッテ)はプレゼンテーションをパワーポイントで行って、それがとても助けになった。私にとって大きかったのは攻撃的な姿勢とエラーをしてもいいと思っていたこと。ショットを狙っていくと決めていたから、ミスも受け入れることができていた。今は準決勝へ進出したことが本当にうれしい。このまま勝ち抜いていきたい」
準決勝で対戦するブレイディとは3度目の対戦で1勝1敗。
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