男子プロテニス協会のATPは9日に公式サイトで、世界ランク2位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が立ち上げた基金は、1年前に100,000ドル以上を集め、セルビアに幼稚園を2校開園させることへつながった。ジョコビッチの基金は再び100,000ドルを集めることを目標に、シーズン・オブ・ギビング・キャンペーンをスタートさている。
<YouTube>ツイッターやめた理由を告白 【日比野 菜緒】心に傷を負った過去とは>>YouTube テニス365チャンネル<<キャンペーンの目標は新たに幼稚園を開園することで、200人の子どもたちが小学校へ入学前に質の高い教育を提供する。
ジョコビッチは「未知の可能性と才能に満ちている。彼らの将来を形作り、世界をよりよくする力は全て僕らにある。早い段階で発達へ投資することで、社会全体の将来へも投資していることになる」と述べた。
今年2月にノヴァーク・ジョコビッチ基金は2019年の最初の幼稚園を開園。150人以上の子どもたちが初めて幼稚園へ通う手段を与えた。
ノヴァーク・ジョコビッチ基金は来年に開園を予定している幼稚園の準備をしている。これまでセルビアに44の幼稚園を開園し、その功績は22,000人以上の子どもたちと15,000人以上の教師に大きな影響を与えた。
2013年と2017年にジョコビッチ基金は男子プロテニス協会のATPが選ぶエース・フォー・チャリティー賞を受賞。2012年にジョコビッチはATPツアーのアーサー・アッシュ・ヒューマニタリアン賞に選出された。
ジョコビッチ夫妻は今年の9月に、コパオニクに7つ目のフレンドシップ・ゲームズも開き、130人以上の子どもたちへ1週間分に値する運動を提供した。
「子どもたちはいつも僕らに何が幸福なのかを思い出させてくれるし、本物の笑顔を得るにはほとんど労力はいらない。友達と遊んだりすることが子どもの頃の最高の思い出だし、僕らのチームはセルビアのどの子どもにもそんな思い出が作れるように日々努力をしている」とジョコビッチは語る。
「子どもたちの笑顔は僕らが行っていることの最高の証明であり、正しいという証明。そんな彼らは、それを続けるためのモチベーションを高めてくれている」
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