男子テニスのNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は12日、グループ・ビヨン・ボルグの予選ラウンドロビン第2戦が行われ、第3シードの
R・フェデラー(スイス)が第8シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)を7-6 (7-2), 6-3のストレートで破り、1勝1敗とした。決勝トーナメント進出をかけて、第3戦では第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
>>ATP最終戦の組み合わせ表<<初戦で第5シードの
D・ティーム(オーストリア)にストレートで敗れていたフェデラーは、この日ベレッテイーニに1度もブレークを許さず1時間18分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフェデラーのコメントが掲載されており「1度負けてから再びプレーするのは普通ではないけれど、僕は昨年もこのような状況だった。もう経験済み」と語った。
「今日のプレーには、とても満足している。ベレッティーニにはビッグサービスがあっていつも難しいけど、僕のサービスゲームはとても状態がよく、それが助けになったと思う。それを維持し、次の試合ではさらによくなっていることを願う」
「敗戦の後に落ち込みすぎる理由はない。ここには全力を出すためにきている。この大会の出場権を獲得するのが、まず大きなゴール。今日の試合には準備ができていたし、それが今は最も重要なこと」
歴代最多6度の優勝を誇るフェデラーは、第3戦で対戦するジョコビッチに22勝26敗と負け越している。今年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)決勝ではマッチポイントを握るも死闘の末に惜敗した。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ・アンドレ・アガシ】(1)
R・ナダル(スペイン) 0勝1敗
(4)
D・メドヴェデフ(ロシア) 0勝1敗
(6)
S・チチパス(ギリシャ) 1勝0敗
(7)
A・ズベレフ(ドイツ) 1勝0敗
【グループ・ビヨン・ボルグ】(2)N・ジョコビッチ 1勝1敗
(3)R・フェデラー 1勝1敗
(5)D・ティーム 2勝0敗
(8)M・ベレッティーニ 0勝2敗
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