4日に発表された男子テニスの世界ランキングで、
R・ナダル(スペイン)が
N・ジョコビッチ(セルビア)を抜いて1位へ返り咲いた。
もし33歳のナダルが最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)終了時に世界ランク1位でシーズンを終えると、史上最年長の選手となる。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されており「今シーズンはスーパーハッピー。とても誇りに思う。」と語っている。
スペインのマヨルカ島出身のナダルが初めて世界ランク1位に上り詰めたのは2008年8月18日。
ATPのC・カーモード会長は「ラファ(ナダル)はテニス人生を通して頂点に立つ常連になっている。素晴らしい功績だし、長期にわたり世界のトップのプレーをすることで驚かせ続けている。彼と彼のチームへ多大な祝福をおくりたい」と称賛した。
今シーズンのナダルは51勝6敗の成績で、6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で11度目の優勝、さらに9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では4度目のタイトルを獲得した。
1973年以降、ATP世界ランキングで1位に上り詰めた選手と在位期間は以下の通り。
R・フェデラー(スイス) 310週
P・サンプラス(アメリカ) 286週
N・ジョコビッチ 275週
I・レンドル(アメリカ) 270週
J・コナーズ(アメリカ) 268週
R・ナダル 197週
J・マッケンロー(アメリカ)170週
B・ボルグ(スウェーデン) 109週
A・アガシ(アメリカ) 101週
L・ヒューイット(オーストラリア) 80週
S・エドバーグ(スウェーデン) 72週
J・クーリア(アメリカ) 58週
G・クエルテン(ブラジル) 43週
A・マレー(イギリス) 41週
I・ナスターゼ(ルーマニア) 40週
M・ビランデル(スウェーデン) 20週
A・ロディック(アメリカ) 13週
B・ベッカー(ドイツ) 12週
M・サフィン(ロシア) 9週
J・C・フェレーロ(スペイン) 8週
J・ニューコム(オーストラリア) 8週
Y・カフェルニコフ(ロシア) 6週
T・ムスター(オーストリア) 6週
M・リオス(チリ) 6週
C・モヤ(スペイン) 2週
P・ラフター(オーストラリア) 1週
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