男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は1日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク28位の
D・シャポバロフ(カナダ)が第13シードの
G・モンフィス(フランス)を6-2, 6-2のストレートで破り、初のベスト4進出を果たした。
>>ジョコらパリ・マスターズ対戦表<<この試合の第1セット、シャポバロフは2度のブレークに成功し先行すると、第2セットではファーストサービスが入ったときに100パーセントの確率でポイントを獲得するなどモンフィスを圧倒。試合を通してブレークチャンスを1度も与えることなく、わずか59分で4強入りを決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシャポバロフのコメントが掲載されている。
「打ったショットが全て狙ったところにいったように感じた。全てがうまくいっているので勝つことができてうれしい」
また、10月のイントゥルム・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)で自身初のツアータイトルを獲得したことについては「優勝したことで僕は落ち着きと安心感が与えられたように思う。今シーズン最後の数週間は本当に楽しむことができている。うまくプレーできているよ」と自信を覗かせた。
20歳のシャポバロフは「ATPマスターズ1000」初の決勝進出をかけて、準決勝で第2シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。両者は3度目の顔合わせで1勝1敗。ナダルは準々決勝で世界ランク35位の
JW・ツォンガ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、世界ランク27位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)が4強入りを決めた。
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