男子プロテニス協会のATPは2日に公式サイトで、前週のレーヴィン ゴールディン&トンプソン・テニス チャレンジャー(アメリカ/ニューヨーク、ハード、ATPチャレンジャー)で自身10度目のATPチャレンジャー優勝を果たした世界ランク197位の
杉田祐一を特集した。
現在開催中の成都チャレンジャー・インターナショナル(中国/成都、ハード、ATPチャンレンジャー)に杉田は第2シードで出場。2日に行われた準々決勝では逆転勝ちをおさめ、4強へ進出している。
「たとえ時差ぼけがあったとしても、この大会は僕にとってとても重要。だから、ここ(中国)にいる。ニューヨークとは気温も湿度も違う。火曜日にここに到着し、次の日には試合だった。簡単ではなかった」
杉田は、2017年のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、 ATP250)でツアー初優勝、同年の世界ランキングでは
錦織圭に次ぐ日本男子史上2人目の30位台となる36位を記録した。
今年6月には世界ランク274位まで後退したが、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で予選を突破し本戦入りすると、レーヴィン ゴールディン&トンプソン・テニス チャレンジャーで復活を印象づける優勝。世界ランキングは197位へ浮上した。
「たくさんの自信を失った。ATPツアーの大会は多くの場合、1回戦でトッププレーヤーと対戦しなければならなかった。どの試合の相手も強く、その中から自信を得るのは難しかった。ツアー大会に出場しなければいけなかった時は、10連敗したこともあった。いいプレーをし続けるのは大変だけど、プレーすることを夢見ていた。とてもいい経験だった」
「(前週の優勝は)前回タイトルを獲得してから久々の優勝だった。2017年には40位台までランクを上げたけど、そこから落としていった。自分のやりたいテニスを失ってしまった。自分のレベルまで戻ってくるのはとても大変だったが、先週優勝して自分のテニスに再び自信を得た。僕にとって、とても大きいタイトルだった。ここ2年間は本当に大変だったけれど、ようやく戻ってこれた」
「もっとハードに練習しなければならない。身体面はもっとフィットするように、精神面では自信を取り戻すこと。自分自身とゲームをコントロールし、自分を信じて長所を見つけ出すよう努める」
「男子テニスATPツアー500 ワシントンD.C.」
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