7月1日に開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は29日、男子シングルスに第2シードで出場する
R・フェデラー(スイス)が会見で「ポイントを支配して、自分自身のテニスをすることは今でも目標である」と意気込みを語った。
>>錦織vsモンテイロ 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<今大会のシード順はウィンブルドン独自の決め方により、世界ランク3位のフェデラーは第2シード、同2位の
R・ナダル(スペイン)は第3シードとなった。
「僕ら選手は、それに順応する以外、何かを語ることはあまりない。 大会で優勝したければ、目の前の選手全員を倒さなければいけない。前へ進むだけ。ウィンブルドンのシステムがあるのは知っていたこと」とフェデラーは自身の見解を明かした。
これに対し、ナダルは「フェアかどうかは、また別の問題。個人的には、そうではないと思う」とコメントしている。
2017年以来2年ぶり9度目のウィンブルドン制覇を狙うフェデラーは今シーズン、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)へ2015年以来4年ぶりに出場し4強へ進出。前哨戦のノベンティ・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)ではキャリア通算102勝目をあげて今大会へ乗り込んでいる。
クレーと芝のプレーについては「とても違うと思っている」と口にした。
「コートのかなり後ろからリターンをしないことも、その1つ。ハレでもいい成績だったし、今週の練習もいいものになっている。ここまでは、クレーシーズンをプレーしたことを本当にうれしく思っている」
「クレーシーズン、全仏オープン、ハレでけがもなくいい感じで過ごせている。クレーシーズンを戦ったから、より長いラリーを望んでいるのかというと、そうではないと思う」
フェデラーは初戦で、世界ランク87位の
L・ハリス(南アフリカ)と対戦する。上位シード勢が勝ち進むと、3回戦で第27シードの
L・プイユ(フランス)、4回戦で第17シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)、準々決勝で第8シードの
錦織圭と顔を合わせる組み合わせ。
「ウィンブルドンテニス」
歴史と伝統を誇るウィンブルドンテニス。グランドスラム通算20勝のフェデラー、昨年の覇者ジョコビッチがさらなる記録へ挑む。錦織圭&
大坂なおみの試合も連日生中継!
【放送予定】
7月1日(月)~14日(日)WOWOWにて連日生中継※7月7日(日)除く[第1日無料放送]
■詳細・配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・フェデラー、キリオスを支持・フェデラー 全仏OPへ苦言・フェデラー「敗戦は最悪」■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報