テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードの
錦織圭が世界ランク38位の
B・ペール(フランス)を6-2, 6-7 (8-10), 6-2, 6-7 (8-10), 7-5のフルセットで破り、2017年以来2年ぶり3度目のベスト8進出を果たした。
>>錦織vsナダル 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<日没により3日へ順延したこの試合は、第4セットから再開。錦織は2本のマッチポイントを握るもチャンスを逃し、ファイナルセットへ持ち込まれる。さらにゲームカウント1-4とピンチを迎えたが逆転に成功。2日がかりの死闘を制した。
試合後の会見では「長い2日間でした。昨日の入りはよかった。取った2セットはいいプレーができていたので、あのプレーが今日も続けられるのかなと思っていました。彼(ペール)のボールも伸びてきて、簡単ではなかったです。(第4セットを)落としたのは、つらかったです。体力的にも最後の方はお互い動けていなかった」と振り返った。
「最後は気力で戦っていた。正直、ファイナルセットは勝てると思っていなかった。相手のプレーもよかった。最後の方に、やっとストローク戦で主導権を握っている感じがした。自分のサービスゲームにも不安があり、居心地はあまりよくなかった」
また錦織は試合へ臨むにあたり、睡眠の重要性を明かした。
「1番気にすることは、しっかり寝ることかもしれないです。本当は8・9時間寝たいです。(順延となった2日の夜は)治療したり、ご飯を食べたりして、7時間半くらいは寝れました。睡眠で目が開くか開かないかが自分の中で決まってくる」
準々決勝では、第2シードの
R・ナダル(スペイン)とベスト4進出をかけて対戦する。
錦織はナダルに2勝10敗と負け越している。直近は昨年4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)決勝で、ナダルにストレートで敗れた。
両者の準々決勝は4日のフィリップ・シャトリエ第2試合に組まれ、同コートの第1試合は日本時間4日の21時(現地4日の14時)に開始予定。
錦織とナダルの勝者は準決勝で、第3シードの
R・フェデラー(スイス)と第24シードの
S・ワウリンカ(スイス)のどちらかと顔を合わせる。
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