男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は9日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク47位の
J・シャルディ(フランス)を6-1, 7-6 (7-2)のストレートで下し、2年ぶり8度目のベスト8進出を果たした。
>>マドリッドOP男子対戦表<<>>マドリッドOP女子対戦表<<2011・2016年の同大会を優勝しているジョコビッチはファーストサービスが入ったときに83パーセントと高い確率でポイントを獲得。シャルディのサービスゲームを2度ブレークし1時間25分で試合を制した。
準々決勝では第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)とベスト4進出をかけて対戦する。両者は20度目の対戦で、ジョコビッチの17勝2敗。チリッチは3回戦で世界ランク32位のL・ディエレをフルセットで下しての勝ち上がり。
昨年に史上初となる全てのマスターズ1000大会での優勝を飾るゴールデン・マスターズを達成したジョコビッチだったが、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以来優勝から遠ざかっていた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトで、ジョコビッチのコメントを掲載しており「いつも大きな大会の試合を勝ち抜くのは大きな挑戦だ。選手全員が高いモチベーションでプレーするからね」と語った。
「僕はこのレベルのテニスでの経験を多く積んでいる。何をすればいいのかわかっているし、テニスの良いところは数週間以内にいつもよくないと感じることを修正してプレーできる機会があることだ」
「勝つべき相手に大会の序盤で負けてしまったときは特に学ぶことが多い。もちろんそれは残念なことではあるが、切り替えて進むしかない」
同日の3回戦では第2シードの
R・ナダル(スペイン)、第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第4シードの
R・フェデラー(スイス)、第5シードの
D・ティーム(オーストリア)、第8シードの
S・チチパス(ギリシャ)、世界ランク34位の
S・ワウリンカ(スイス)も8強へ進出した。
「男子テニスATPツアー マスターズ1000 マドリード」
【配信予定】
5/5(日・祝)~5/12(日) WOWOWメンバーズオンデマンドにて限定ライブ配信!
※大会1日目無料配信
■詳細・配信スケジュールはこちら>なお「全仏オープンテニス」は、5/26(日)開幕!
6/9(日)までWOWOWにて連日生中継!

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