男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は9日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク37位の
F・ティアフォー(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで下し、自身14度目のベスト8進出を果たした。
>>マドリッドOP男子対戦表<<>>マドリッドOP女子対戦表<<同大会2年ぶり6度目の優勝を狙うナダルは、第1セットの第4ゲームでティアフォーのサービスゲームをブレークすると、1度もブレークポイントのチャンスを与えずにセットを先取。第2セットでは第5ゲームでフォアハンドのウィナーを決め再びブレークすると、隙を与えず1時間32分で試合を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでナダルのコメントを掲載している。
「タフな相手だったから勝ててとてもうれしいよ。昨日話したけど、彼はクレーが得意な
N・バシラシヴィリ(ジョージア)と
P・コールシュライバー(ドイツ)の2人に勝ってきている。だからこの試合にも良いコンディションで臨んでいた。難しい試合だったが今日は多くの面でうまくいっていたと思うし、自分のパフォーマンスに満足している」と語った。
準々決勝では世界ランク34位の
S・ワウリンカ(スイス)とベスト4進出をかけて対戦する。両者は21度目の対戦でナダルの17勝3敗。ワウリンカは3回戦で第6シードの
錦織圭をストレートで下しての勝ち上がり。
ナダルは準々決勝について「厳しい試合になる。彼(ワウリンカ)は世界でベストな選手の1人だ。この標高が高くて球が速いこのコンディションは強いサーブとストロークの強打が武器の彼に有利なものだろう。ベストを尽くさなければ勝てない。そうするためになにか違うことをする必要がある」と述べた。
対してワウリンカは「ナダルとクレーコートでプレーするのは大変だ。何度も対戦しているが、毎回とても苦労している。ここまで勝ち上がれてうれしい。またベスト8に入れたし、自信も少しづつ取り戻している。身体的にもいい具合でプレーができている」と語った。
同日の3回戦では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第4シードの
R・フェデラー(スイス)、第8シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)も8強へ駒を進めた。
「男子テニスATPツアー マスターズ1000 マドリード」
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