男子テニス協会のATP公式サイトは20日、2018年に活躍した21歳以下ネクスト・ジェネレーションの選手たちの5つの活躍を特集。世界ランク15位の
S・チチパス(ギリシャ)や同27位の
D・シャポバロフ(カナダ)らが紹介された。
【1 チチパス、ロジャーズ・カップでの快進撃】当時19歳のチチパスは8月のロジャーズカップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)で、
D・ティーム(オーストリア)、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
A・ズベレフ(ドイツ)、
K・アンダーソン(南アフリカ)を破り決勝へ。
R・ナダル(スペイン)に敗れたものの「ATPマスターズ1000」で初の準優勝を飾った。
【2 デ ミナー、2018年の躍進】A・デ ミナーは2018年1月1日付の世界ランキングでは208位だった。しかし、開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で4強入り、翌週のシドニー国際(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)では決勝進出を果たした。その後、7月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、 ATP500)でも準優勝を飾るなど、安定した成績を残し、現在は世界ランク31位にまで上昇している。
【3 チチパス、21歳以下最終戦初出場での優勝】チチパスは第1シードとして臨んだ11月の21歳以下最終戦ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ (イタリア/ミラノ、室内ハード) でJ・ムンナル、
F・ティアフォー(アメリカ)、
H・ホルカシュ(ポーランド)を破り決勝トーナメントに進出。準決勝では
A・ルブレフ(ロシア)、決勝ではデ ミナーを下し、大会初出場での優勝を決めた。
【4 ティアフォー、デルレイビーチ・オープンでのツアー初優勝】ティアフォーは2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)、1回戦で
M・エブデン(オーストラリア)に勝利すると2回戦では
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)をフルセットで破り金星をあげる。その後、
チョン・ヒョン(韓国)、シャポバロフ、
P・ゴヨブジク(ドイツ)を下し、20歳でツアー初優勝を果たした。
【5 シャポバロフ、ムチュア・マドリッド・オープンで4強入り】当時19歳で世界ランク43位だったシャポバロフはムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)、
M・ラオニッチ(カナダ)、
K・エドモンド(イギリス)を破り、「ATPマスターズ1000」ベスト4へ駒を進めた。準決勝では当時21歳のズベレフと対戦。ストレートで敗れ、決勝進出を逃した。
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