男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500)は25日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
D・ティーム(オーストリア)が世界ランク56位の
S・クエリー(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。準々決勝では、第5シードの
錦織圭と対戦する。
>>錦織vsティーム 1ポイント速報<<>>錦織らウィーン対戦表<<この日、ティームはクエリーの強打を振り切り、1度もブレークを許さずに1時間18分で勝利した。
男子テニス協会のATP公式サイトには「自分のサービスゲームではプレッシャーを感じていた。なぜなら、彼(クエリー)はとても危険なプレーをする選手。ブレークバックされると、試合はどちらに転ぶか分からない。そう考えると、ストレートで勝つことができて、とてもうれしく思う」とティームのコメントが掲載されている。
「特にプロテニス選手として、地元で試合をする機会がなかなかない。声援を受けて戦うのは特別、そして素晴らしい気分。だから、どの瞬間もエンジョイした」
準々決勝で対戦する錦織には1勝2敗と負け越しているが、直近の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)4回戦では勝利。ハードコートでは初の対戦となる。
ティームは「とても大切な試合。お互いコートに立ったら望むのはただ1つ。勝利だけ。圭とはこれまでも最高の試合をしているから、また明日の試合も楽しいものになるはず」と意気込んでいる。
両者の準々決勝は、日本時間26日の21時30分(現地14時30分)以降に開始予定。
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