男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は12日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードの
錦織圭は第1シードの
R・フェデラー(スイス)に4-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れ、2011年以来7年ぶり2度目のベスト4進出とはならなかった。
>>上海マスターズ対戦表<<第1セットの第1ゲームで錦織はいきなりブレークを許す展開から徐々に本来の力を発揮。第2セットも第1ゲームでサービスゲームを落としたが、果敢にネットへ出てフェデラーにプレッシャーをかけ、タイブレークへ持ち込む。
そして錦織は4-1とリードするも、フェデラーにフォアハンドのウィナーを決められるなどで6ポイント連取を許し、1時間51分で力尽きた。
男子テニス協会のATPには「第2セットはお互い、いいテニスをしたと思う。でも、それを落としてしまって悲しい。次はきっと」と敗戦を喫すも手応えを得た錦織のコメントが掲載されている。
今回でフェデラーに2014年のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)から5連敗、対戦成績は2勝6敗となった。
Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)出場の可能性が残されている錦織は、今季残り2大会の出場を予定している。
一方、2連覇と3度目の優勝を狙うフェデラーは、準決勝で第13シードの
B・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。チョリッチは準々決勝で世界ランク51位の
M・エブデン(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
■関連ニュース
・錦織 最終戦10位、8日付・フェデラー 錦織は「欠かせない」・フェデラー来日「誇りに思う」■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報