男子テニスのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は12日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が
S・チチパス(ギリシャ)を6-2, 7-6 (7-4)のストレートで下して2013年以来5年ぶり4度目の優勝を果たし、「ATPマスターズ1000」通算33勝目をあげた。
>>錦織vsルブレフ 1ポイント速報<<>>マレーvsプイユ 1ポイント速報<<>>錦織W&Sオープン対戦表<<男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されている。
「2週間前にここで優勝すると言われたら、信じなかっただろう。ハードコート・シーズンのスタートとしては最高の形。トロントでの優勝はとても重要。マスターズ1000ではなかなか優勝できない。自分にとってとても大切な勝利だし、とてもうれしい」
「(ハードコートの大会は同大会が最も成功をおさめている)それは最高のニュース。カナダは、とても居心地がいいと感じられる場所。いいプレーができる」
1968年のオープン化以降で、史上4人目となるキャリア通算80勝の偉業を達成したことについては「80度目の優勝はもちろん素晴らしい数字。そして大切な優勝。とてもハッピー。でも、マスターズ1000は優勝するのがとても難しい大会。時にはグランドスラムでの優勝より難しいこともある。なぜなら、タフな相手との対戦を回避することはできないから」
チチパスとの決勝戦については「今日の第1セットはとても前向きに捉えられるものだった。いいプレーができたと思う。大会を通して最も良かったセットだったかもしれない。第2セットは、お互い相手のサービスゲームではあまりポイントが取れなくなっていた」
「その後、彼(チチパス)はどんどんいいプレーをし始めた。自分は硬くなり緊張してしまい、彼にセットポイントを握られてしまった。それでもまたこうしてこのトロフィーを掲げられて、とても満足している。大きな意味がある。最高の1週間だったし、とても前向きになれる」
その後ナダルは、現在開催中のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)を疲労を考慮して棄権することを発表した。
同大会の第2シードは
R・フェデラー(スイス)、第3シードは
A・ズベレフ(ドイツ)、第4シードは
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第5シードは昨年優勝の
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第6シードは
K・アンダーソン(南アフリカ)、第7シードは
M・チリッチ(クロアチア)、第8シードは
D・ティーム(オーストリア)。上位8シードは1回戦免除のため、2回戦からの登場。
日本勢では、世界ランク23位の
錦織圭が初戦で同37位の
A・ルブレフ(ロシア)と対戦する。この試合は、日本時間14日の0時(現地13日の11時)に開始予定。
現在開催中の男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000「シンシナティ」をWOWOWメンバーズオンデマンドにて全日程配信!
【配信予定】
8月12日(日)~8月19日(日)
■詳細・配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・ナダル 史上4人目の偉業達成・最終戦確定 ナダル1番乗り・警告ナダル 着替えに時間要する■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報