男子テニスのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は12日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク27位の
S・チチパス(ギリシャ)を6-2, 7-6 (7-4)のストレートで破り、2013年以来5年ぶり4度目の優勝を果たした。さらに1968年のオープン化以降で、史上4人目となるキャリア通算80勝の偉業を達成した。
>>錦織W&Sオープン対戦表<<>>錦織vsルブレフ 1ポイント速報<<決勝戦、世界ランク1位のナダルは第1セットを先取し、第2セットも第1ゲームでブレークに成功する好スタートを切った。しかし、第10ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチではダブルフォルトなどのミスが影響してチチパスにブレークバックを許し、第12ゲームではセットポイントを与えた。
その後、再び息を吹き返したナダルはピンチを切り抜け、最後はフォアハンドのウィナーを決めて1時間41分で今季5勝目、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」33勝目をあげた。
次週のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で第1シードのナダルは初戦で
M・ラオニッチ(カナダ)と予選勝者のどちらかと対戦。チチパスは第11シードの
D・ゴファン(ベルギー)との1回戦に臨む。
一方、チチパスは20歳の誕生日にツアー初優勝とはならなかった。今大会では世界ランキング・トップ10の4選手を破る快進撃で「ATPマスターズ1000」初の決勝進出を果たしていた。
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