女子テニスのカタール・トータル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTAプレミア )は18日、シングルス決勝が行われ、第16シードの
P・クヴィトバ(チェコ)が第4シードの
G・ムグルサ(スペイン)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、大会初優勝を果たした。
クヴィトバはこの日、第1セットを先取されたものの、第2セットを奪い返しセットカウント1-1にする。第3セットもブレークポイントを3度握られながら逃げ切り、2時間16分で勝利。キャリア通算22勝目をあげた。
27歳のクヴィトバは今大会の優勝で、世界ランキングトップ10に2016年6月以来 約1年8ヵ月ぶりに復帰し、10位になった。
また、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランド スラム)1回戦では
A・ペトコビッチ(ドイツ)に敗れたが、その後のサンクトペテルブルグ・レディース・トロフィー(ロシア/サンクトペテルブルク、ハード、WTAプレミア)を優勝、国別対抗戦のフェドカップでも2勝し、連勝記録を13に伸ばした。
元世界ランク2位のクヴィトバは、2016年12月に自宅で強盗事件の被害にあい、一時ツアーを離れていたが、昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で復帰。全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では8強入りを果たした。


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